“合瓶”の読み方と例文
読み方割合
ごうびん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と大きな声を出しながら、四合瓶ごうびん喇叭ラッパを吹いていた一人が、ヒョロヒョロと前に出て来た。トロンとした眼を据えて
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
いちごは毎年移してばかり居たが、今年は毎日喫飽くいあきをした上に、苺のシイロップが二合瓶ごうびん二十余出来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
其れが果てると、余は折詰おりづめ一個をもらい、正宗まさむね合瓶ごうびんは辞して、参拾銭寄進きしんして帰った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)