右鄰みぎどおり)” の例文
しかもその空席のあるのは丁度ちやうど僕の右鄰みぎどおりである。さぎねえさん相当にそつと右鄰へ腰を下した。鴛鴦をしどりは勿論あねの前のり革に片手を托してゐる。
鷺と鴛鴦 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)