史家しか)” の例文
この書一度ひとたび世にでてより、天下てんか後世こうせい史家しかをしてそのるところを確実かくじつにし、みずからあやまりまた人を誤るのうれいまぬかれしむるにるべし。
このことについて、後の史家しかは、信雄の軽率と、その心事を、嘲笑的ちょうしょうてきに書いている。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)