可頼たのもし)” の例文
私たちは追々年を取るばかり、お前たちはわかしと云ふもので、ここに可頼たのもしい親類が有れば、どれ程心丈夫だか知れんて、なう。そこで富山ならば親類に持つても可愧はづかしからん家格いへがらだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)