可訝けげん)” の例文
あなたはですから本当にそう可訝けげんそうになさらないでよいのです。貴方を安心させるために私がそんなことについて実際とちがう、よい面だけをとり立てていうようなことはあり得ないのですから。
おしおは可訝けげんそうに相手の顔を見返したが
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)