“古門(こも)” の例文
麓(ふもと)の霞(かすみ)は幾処の村落を鎖(とざ)しつ、古門(こも)村もただチラチラと散る火影によりてその端の人家を顕(あら)わすのみ、いかに静かなる鄙(ひな)の景色よ、いかにのどかなる野辺の夕暮よ
空家 (新字新仮名) / 宮崎湖処子(著)