古渡更紗こわたりさらさ)” の例文
しアヽーうもこのふすまなんどす、銀錆ぎんさびで時代が十ぶんに見えますな、此方こツちや古渡更紗こわたりさらさ交貼まぜはりで、へえーうも此位このくらゐお集めになりましたな、へい、いたゞきます
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
迷亭は大島紬おおしまつむぎ古渡更紗こわたりさらさか何か重ねてすましている。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)