口餬くちす)” の例文
好きな俳諧をもてあそんでゐるばかりではとても世渡りの道が立たないので、思ひ付いた導引揉療治、これならば兎もかくも親子の口餬くちすぎはならうと、初めは自分のうちに看板をかけて見たが
俳諧師 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)