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口善悪
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くちさが
ふりがな文庫
“
口善悪
(
くちさが
)” の例文
旧字:
口善惡
まさしくその男は一の
謎
(
なぞ
)
であった。
口善悪
(
くちさが
)
ない人々はかろうじて、こんな苦しいことを言い出した、「つまり彼は一種の山師だ。」
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
花嫁は評判の堅い娘で、八百峰の総領とは
許嫁
(
いいなずけ
)
同士、色恋の道行でないことは、
口善悪
(
くちさが
)
ない近所のお
神
(
かみ
)
さん達までが
牡丹餅判
(
ぼたもちばん
)
を
捺
(
お
)
します。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
兎角
京童
(
きやうわらべ
)
の
口善悪
(
くちさが
)
なき、飛んだ迷惑をするものも
出来
(
いできた
)
れる次第なるが、これも一つは「人生」といふ字の意義の誤解され易きに因せし者なれば、無暗に敵になり味方になる事なく
人生の意義
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
長三郎は若い下女の
口善悪
(
くちさが
)
ないのを憎みながらいい加減にあしらって家へはいった。
半七捕物帳:69 白蝶怪
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そこで
口善悪
(
くちさが
)
なき
京童
(
きょうわらわ
)
は、「周防殿すら持て余したこの訴訟、佐渡殿などには歯も立つまい」と口々にいい
囃
(
はや
)
したが、さて佐渡守が職に就いて、その裁決を下したのを見れば、調査は明細
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
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花嫁は評判の堅い娘で、八百峰の総領とは
許嫁
(
いいなずけ
)
同士、色恋の道行でないことは、
口善悪
(
くちさが
)
ない近所のお
神
(
かみ
)
さん達までが
牡丹餅判
(
ぼたもちばん
)
を
捺
(
お
)
します。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
初めのうちは、彼が仕事をやり出すのを見て
口善悪
(
くちさが
)
ない人々は言った。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
賢いのか、寛大なのか、家祿が惜しいのか、それとも真弓の思惑を
憚
(
はばか
)
るのか、良平のこの態度ばかりは、
口善悪
(
くちさが
)
ない供の者にも、全く推し測りようは無かったのです。
百唇の譜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
善
常用漢字
小6
部首:⼝
12画
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
“口善”で始まる語句
口善惡