“叛離(はんり)” の例文
官兵衛は跛足(びっこ)だ。その手を持ちつつ、褥(しとね)のない所に、ぺたんと坐ってしまった。——往年、荒木村重が叛離(はんり)のとき、単身、有岡城へ入り、その折、遂に失った左の一脚に——秀吉は、気づいた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)