“叛離”の読み方と例文
読み方割合
はんり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官兵衛は跛足びっこだ。その手を持ちつつ、しとねのない所に、ぺたんと坐ってしまった。——往年、荒木村重が叛離はんりのとき、単身、有岡城へ入り、その折、遂に失った左の一脚に——秀吉は、気づいた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)