“双壁”の読み方と例文
読み方割合
そうへき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嵐雪という名前は初めて出てまいりましたが、このひとは其角と並び称せられた芭蕉門下の双壁そうへきであったのであります。
俳句とはどんなものか (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
宇宙万象の秋、人の心に食い込む秋思の傷みをえいつくして遺憾なく、かの芭蕉の名句「秋ふかきとなりは何をする人ぞ」と双壁そうへきし、蕪村俳句中の一名句である。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)