“厚狭(あさ)” の例文
山口県の厚狭(あさ)郡では「猫の三味線」と呼び(『防長史学』四巻二号)、愛媛県の周桑郡でもシャミセン草、またはチロリンといっている。
山陽線の厚狭(あさ)を出たばかりの特急列車、富士号がフル・スピードをかけて南に大曲りをしている。
人間レコード (新字新仮名) / 夢野久作(著)
しかし和紙は山陽よりも山陰の方に栄えました。中国街道の終るところは下関(しものせき)であります。ここでは赤間石(あかまいし)の硯(すずり)を得られるでしょう。赤紫を帯びた良質の石で、主に厚狭(あさ)地方の産であります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
山口県の厚狭(あさ)郡ではハハコグサをテンジクモチ、これを餅(もち)に入れて搗(つ)いたものも天竺(てんじく)餅というそうである。
長門厚狭(あさ)郡万倉(まぐら)村字信田丸小字黒五郎
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
長門厚狭(あさ)郡吉部(きべ)村大字東吉部字岸高下
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
長門厚狭(あさ)郡大倉村字悪田
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)