“卞和”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へんくわ66.7%
べんくわ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卞和へんくわが玉も剖之これをわればうちはたして有玉たまありといへば、石中に玉をはらみたる事鍛冶かぢくだきたる玉卞和へんくわが玉にるゐせり。
卞和へんくわが玉も剖之これをわればうちはたして有玉たまありといへば、石中に玉をはらみたる事鍛冶かぢくだきたる玉卞和へんくわが玉にるゐせり。
眞淵の萬葉を推したるは卞和べんくわの玉を獻じたるに比すべきも、彼猶此玉を以て極めて瑕瑾かきん多き者となしたるは、善く玉を知らざりしがためなり。眞淵は萬葉に善き歌と惡き歌とありといふ。
万葉集巻十六 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)