“南枕”の読み方と例文
読み方割合
みなみまくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木製の頑丈がんじょうなベッドが南枕みなみまくらで四つ並んでいて、僕のベッドは部屋の一ばん奥にあって、枕元の大きい硝子窓ガラスまどの下には
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「あんな所にうらなしゃなんぞがあったかしら。——御病人は南枕みなみまくらにせらるべく候か。」
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)