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半斎
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はんさい
ふりがな文庫
“
半斎
(
はんさい
)” の例文
ちと仔細がありましての——がしかし、そなたの家や叔父の
半斎
(
はんさい
)
殿には、あの節、唐草銀五郎や多市などが、ひとかたならぬ世話になった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこに抜かりはございません。じゃ、わっしは行きがけに大津絵師の
半斎
(
はんさい
)
老人の所へ寄って、何かの
詫
(
わ
)
びや礼を
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その者たちは、弦之丞も見知っている、大津絵師
半斎
(
はんさい
)
の店の若い男どもであった。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ウウム、いるらしいよ」と
半斎
(
はんさい
)
、無心の筆で、鬼の頭をバサリと
描
(
か
)
いた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ハイ、
立慶河岸
(
りっけいがし
)
のお宅へも道頓堀の芝居へも、大津の叔父さん——なんていったっけ、そうそう、
大津絵師
(
おおつえし
)
の
半斎
(
はんさい
)
か、あそこへ行くとおっしゃっても、宅助やっぱりお供しなけりゃなりませんぜ
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
斎
常用漢字
中学
部首:⽂
11画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳