“千福”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんぶく50.0%
せんぷく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八幡太郎殿の後三年のいくさの折、出羽の千福せんぶく金沢城を攻められし時、生年十六歳と名乗って真っ先にかけ、左の眼を兜の鉢つけの板に射つけられながら、その矢は抜かずに
仙北あるいは『吾妻鏡』に千福せんぷくともある。例の奥羽訛りによってセンポクとセンプクと、その区別がしにくかったので、鎌倉武士が土人の口にするところを聞いたままに、勝手な文字を書いたのだ。
春雪の出羽路の三日 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)