“十力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅうりき66.7%
じふりき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうに声がどこか別の世界に行ったらしく聞こえなくなってしまいました。そしていつか十力じゅうりき金剛石こんごうせきおかいっぱいに下っておりました。
「来た来た。ああ、とうとう来た。十力じゅうりき金剛石こんごうせきがとうとう下った」と花はまるでとびたつばかりかがやいてさけびました。
たゞどこまでも十力じふりきの作用は不思議です。こゝはもういつまでも子供たちの美しい公園地です。どうでせう。こゝに虔十公園林と名をつけていつまでもこの通り保存するやうにしては。
虔十公園林 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)