“北冥”の読み方と例文
読み方割合
ほくめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの鯤という言葉は、支那の『荘子(そうし)』という本の一番始め、逍遥遊篇第一というところに出ている。その文句は〈北冥(ほくめい)に魚あり、その名を鯤となす。
「親分、北冥(ほくめい)の魚でしょう。鯉(こい)でも鮒(ふな)でも構わないが、ここに魚がありさえすりゃ、三万両と転げ込むんだが、無住になった寺方じゃ、鰯(いわし)の頭もねえ——」
「親分の、北冥(ほくめい)の魚でせう。鯉でも鮒(ふな)でも構はないが、此處に魚(さかな)がありさへすりや、三萬兩と轉げ込むんだが、無住になつた寺方ぢや、鰯(いわし)の頭もねえ——」