“劣惡”の読み方と例文
新字:劣悪
読み方割合
れつあく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげで繪は一日々々に繪になツて來る、繪にるに從ツて其れが平凡となる、時には殆んど調子さへ出てらぬ劣惡れつあくな作のやうに思はれることもあツた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
劣惡れつあくなる新日本語しんにほんごの一れいに活動寫眞といふのがある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
いや、まづい!何といふ劣惡れつあくなもんだえ。何んだツて此様な作を描き上げやうとしてあがいてゐるんだ………骨折損ほねをりぞんじやないか。俺は馬鹿だ、たしかに頭がしびれてゐる。何處に一ツとこがありやしない。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)