“力漕”の読み方と例文
読み方割合
りきそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
並んだ、剣橋ケンブリッジクルウのオォルのあわが、スタアト・ダッシュ、力漕りきそう三十本の終らないうちに、段々、小さくなり、はては消えてゆく。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
自分のコースというものはもう辿られていたことが分ったの。……だから、わかるでしょう? 私がどんなにあなたの力漕りきそうをありがたく思ったか
風知草 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
彼等は一夜、丈なす雑草や短い刈込樹に蔽われた堤防のもとに舟をもやった。昼の力漕りきそうのために眠りが彼等に早くやって来た。そしてまだ暗いうちに眼が醒めた。