“りきそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
力漕80.0%
力走20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等は一夜、丈なす雑草や短い刈込樹に蔽われた堤防のもとに舟をもやった。昼の力漕りきそうのために眠りが彼等に早くやって来た。そしてまだ暗いうちに眼が醒めた。
自分の描くものに甘えずに、実質的な成長をとげてゆくことは、絶えざる力漕りきそうを要します。極めて現実的な、よく研究され、整理された、真の敏感さが必要とされる。
帆村の声に、私は最後の五分間的な力走りきそうをつづけた。果然かぜんその袋小路の入口へきた。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)