“刺胳”の読み方と例文
読み方割合
しらく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
穿顱せんろ(7)は首尾よくなし遂げられた。刺胳しらく(8)もされ、そのほか多くの普通の救助法も試みられた。
例えば緒方の塾に居るときは刺胳しらく流行の時代で、同窓生は勿論もちろん私も腕の脈に針をして血をとったことがある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
いつも腕の下に雨傘あまがさを抱えて出かけた。そしてその雨傘は長く彼の円光の一部となった。左官や庭師や医者などの心得も多少あった。馬から落ちた御者に刺胳しらくをしてやったこともある。