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刺止
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とどめ
ふりがな文庫
“
刺止
(
とどめ
)” の例文
それがいがみ合いはじめたら、そなたはまず、側で手を
拍
(
たた
)
いていてもよいということになるであろう——そなたが、最後の
刺止
(
とどめ
)
だけ刺してやればいい
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
『お市! これへ出ろっ。
他人手
(
ひとで
)
を待つまでもない、肉親の父惣七が成敗してやる。——出ろっ、出ろっ。その後で、不義者の相手も
刺止
(
とどめ
)
を刺してくるるから』
夕顔の門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おぬしが受けただけの傷は、いやもっと心にまで深く、格之進に与えたではないか。その上、
刺止
(
とどめ
)
まで刺すのは武士の情ではない。——のみならず、それでは、旧主の惣七どのを
夕顔の門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
刺
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“刺”で始まる語句
刺
刺戟
刺繍
刺青
刺身
刺客
刺殺
刺子
刺史
刺々