“初下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はつくだ50.0%
ハツクダ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吾輩も色男ぶりに於ては、東京初下はつくだりの自信をすくなからず持っているつもりであるが、残念ながらこの若い親方にはトテモかなわないと思った。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
五月に、田村成義の口入れで秋山儀四郎に迎へられて、浪花座へきまつた菊五郎一座に加つて、大阪へ初下ハツクダりをした。「鬼薊おにあざみ」の稲瀬川に出る恋塚求女の役であつた。
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)