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切目
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きりめ
ふりがな文庫
“
切目
(
きりめ
)” の例文
「昨夜じゅう、今か今かと待っていたが、住吉からは、何の連絡も来なかったな。——ついに
切目
(
きりめ
)
の
法橋
(
ほっきょう
)
の舟軍は、いまだに影を見せぬものか」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竹がまだ野に生きている
中
(
うち
)
に少し
切目
(
きりめ
)
なんか入れましたり、痛めたりしまして、十分に育たないように片っ方をそういうように痛める、右なら右、左なら左の片方をそうしたのを
片
(
かた
)
うきす
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
今結びし
藁鞋
(
わらぢ
)
の
紐
(
ひも
)
の
切目
(
きりめ
)
すがすがしく
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
切目
(
きりめ
)
ノ
宿
(
しゅく
)
の
別当
(
べっとう
)
の御別院にて、別当
定遍
(
じょうへん
)
どのの代表と称せられる
法橋殿
(
ほっきょうどの
)
にお目にかかり、御当家よりの要旨を申し入れ、まずは懇談だけはとげて、たちかえりましてござりまする
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“切目”で始まる語句
切目毎
切目王子
切目長押