“きりめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
切目75.0%
截目25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今結びし藁鞋わらぢひも切目きりめすがすがしく
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
切目きりめ宿しゅく別当べっとうの御別院にて、別当定遍じょうへんどのの代表と称せられる法橋殿ほっきょうどのにお目にかかり、御当家よりの要旨を申し入れ、まずは懇談だけはとげて、たちかえりましてござりまする
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのまま、じいいい……と、底無しに喰い入り、しつけ、放して、すうっとくうへまた十二、三吋あがると、流るる胴体は二つになって、截目きりめも見せずに滑ってゆく、その腹部をまた
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)