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切支丹伴天連
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きりしたんばてれん
ふりがな文庫
“
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)” の例文
例えば禁止時代の
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)
に対するごとく、甚だ精確ならざる風評と誇張とが、ついて廻ったのを遺憾とするばかりである。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「はなはだ
卒爾
(
そつじ
)
なお尋ねにござりまするが、
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)
の魔法を防ぐには、どうしたらよろしいのでござりましょうか」
右門捕物帖:01 南蛮幽霊
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
何時
(
いつ
)
眺めても年の此頃十七八にしか見えぬとか——
彼奴
(
あいつ
)
は大方禁制の
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)
の秘法により、不老の魔術を行って、此の世を騒がす邪宗と見える。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
楽屋番の、この親爺には、たとえ
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)
の法をわきまえている毛唐人にも、出来そうな事には思えませぬ
京鹿子娘道成寺
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
彼はお湯を沸かして死体を洗うて納棺をすませ、お爺さんの要求するままに
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)
の秘法で加持祈祷を執り行い、お坊さんの読経代だけを節約した。
空中征服
(新字新仮名)
/
賀川豊彦
(著)
▼ もっと見る
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)
の南蛮趣味。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
どうしたことか
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)
の妖術ででもあるかのごとく、すうとその姿が見えなくなったので、丁度そこへ配下の者をのけぞらしておいて、逸早く走りつけた京弥共々
旗本退屈男:02 第二話 続旗本退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
南蛮渡来の玉乗りも、むろんその
切支丹伴天連
(
きりしたんばてれん
)
が世を忍んだ仮の姿で、岡っ引き長助を殺した直接の下手人は、催眠の術にたけていたおでん屋親子とみせかけているその両名でした。
右門捕物帖:01 南蛮幽霊
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
支
常用漢字
小5
部首:⽀
4画
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
伴
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画