処〻しょしょ)” の例文
そこを通り抜けて、一畳はばに五畳か六畳を長く敷いた入側いりかわ見たような薄暗い部屋を通ったが、茶の間でもその部屋でも処〻しょしょで、足踏あしぶみにつれてポコポコとゆるんで浮いている根太板ねだいたのヘンな音がした。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)