冷抜ひえぬ)” の例文
「あんなものを巻着けておいた日にゃあ、骨まで冷抜ひえぬいてしまうからよ、わし褞袍どんつく枕許まくらもとに置いてある、誰も居ねえから起きるならそこで引被ひっかけねえ。」
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)