“冬荒”の読み方と例文
読み方割合
ふゆざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、ありがたい。そういう贈り物なら、折ふし、将門の身のまわりは、冬荒ふゆざれのように淋しいところ。さっそく、その杯をまわしてもらおう。……草笛、注いでくれい」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
冬荒ふゆざれの孤雁こがんのように淋しい吉良父子おやこであった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)