円方まとかた)” の例文
「難波潟潮干に立ちて見わたせば淡路の島にたづわたる見ゆ」(巻七・一一六〇)、「円方まとかたの湊の渚鳥すどり浪立てや妻呼び立ててに近づくも」(同・一一六二)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ますら雄のさつ矢たばさみ立ち向ひイ・むかひたち射るイ・いるや円方まとかたは見るにさやけし(万葉巻一、六一)