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兵糧
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ひょうりょう
ふりがな文庫
“
兵糧
(
ひょうりょう
)” の例文
露西亜の兵隊が何万満洲へ
繰出
(
くりだ
)
すうちには、日本ではこれだけ繰出せるとか、あるいは大砲は何門あるとか、
兵糧
(
ひょうりょう
)
はどのくらいあるとか
中味と形式
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
藩からは一人あて、一日米一升の
兵糧
(
ひょうりょう
)
割り当が下るだけだった。弾も、刀も、
草鞋
(
わらじ
)
までが、自弁だ。それでも、すすんで集る者が多く、兵気は、
熾
(
さか
)
んなものだった。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
或る時八幡太郎ここを通りしに、
敵味方
(
てきみかた
)
いずれの
兵糧
(
ひょうりょう
)
にや、
粥
(
かゆ
)
を多く置きてあるを見て、これは
煮
(
に
)
た粥かといいしより村の名となる。似田貝の村の外を流るる小川を
鳴川
(
なるかわ
)
という。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“兵糧”の解説
兵糧(ひょうろう、兵粮、軍糧とも)とは、戦争時における軍隊の食糧のこと。日本においては主食である米について論じられる事が多く、兵糧米(ひょうろうまい・兵粮米)などとも呼ばれている。米の他にも、塩や大豆(馬の食糧(馬糧)としても重要視された)などが含まれている。
(出典:Wikipedia)
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
糧
常用漢字
中学
部首:⽶
18画
“兵糧”で始まる語句
兵糧方
兵糧係
兵糧倉
兵糧米
兵糧丸
兵糧時
兵糧炊
兵糧長
兵糧陣
兵糧搬入