“鳴川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なるかは66.7%
なるかわ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それぢや訊くが、お前の父親留助、——實は淺野樣家中の鳴川なるかは留之丞が國許を退轉したのは、たしか十二年前だつたね」
ある時八幡太郎ここを通りしに、敵味方いづれの兵糧にや、かゆを多く置きてあるを見て、これは煮た粥かといひしより村の名となる。似田貝の村の外を流るる小川を鳴川なるかはといふ。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
或る時八幡太郎ここを通りしに、敵味方てきみかたいずれの兵糧ひょうりょうにや、かゆを多く置きてあるを見て、これはた粥かといいしより村の名となる。似田貝の村の外を流るる小川を鳴川なるかわという。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)