“共喰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ともぐ50.0%
ともぐひ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしたる外部の擾乱じょうらんもなく、数千年の生存を続けていたとすれば、いつかは現在のような浅ましい一億共喰ともぐいの状態に、陥って行くのも逃れがたい命数だったかもしれず、そうなるまいとすれば
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
だから新聞の外国種が余程怪しいもんだ。畢竟ひつきやう大洞のやうな先生が虚誕うそ共喰ともぐひをしてゐるので人名地名の発音の間違どころか飛んでもない見当違ひを一向御頓着なく見て来たやうな虚誕を書く。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)