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六歳
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むとせ
ふりがな文庫
“
六歳
(
むとせ
)” の例文
詳しく申せば長い物語で、それももう
六歳
(
むとせ
)
ほど昔のことでござりまするが、そもそもの事の起こりは、あの美男相撲と評判の江戸錦様がもとでござります。
右門捕物帖:12 毒色のくちびる
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
やがて
來
(
こ
)
む
壽永
(
じゆえい
)
の秋の哀れ、
治承
(
ぢしよう
)
の春の樂みに知る由もなく、
六歳
(
むとせ
)
の後に昔の夢を
辿
(
たど
)
りて、
直衣
(
なほし
)
の袖を絞りし人々には、
今宵
(
こよひ
)
の歡曾も中々に忘られぬ
思寢
(
おもひね
)
の涙なるべし。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
雪山に
六歳
(
むとせ
)
経
(
へ
)
し身の
如何
(
いか
)
にして
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
おもへば、はや
六歳
(
むとせ
)
のむかしとなりぬ、われ身にわづらひありて、しばらく此地に
客
(
かく
)
たりき。
清見寺の鐘声
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
六歳
(
むとせ
)
まえにそのときご病身の主人権之丞様を毒殺いたし、みずから遺言書をこしらえつくって、養子の内約あったごとくに装い、りっぱなお血筋の江戸錦様を巧みに放逐いたしましたうえ
右門捕物帖:12 毒色のくちびる
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
歳
常用漢字
中学
部首:⽌
13画
“六歳”で始まる語句
六歳位