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公重
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きんしげ
ふりがな文庫
“
公重
(
きんしげ
)” の例文
以上が——
公重
(
きんしげ
)
の密告の全貌であるが、なお、公重の口うらには、もっとさしせまった目前の何かがいわれつくしていない風だった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
竹林院ノ中納言
公重
(
きんしげ
)
は、そんな
閑寛
(
かんかん
)
たるふうではなかった。——ゆうべ思い余って一睡もとれなかったといっている。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、大それた陰謀を持ち、世間もしらぬまに、密事も着々すすんでいる——と、
公重
(
きんしげ
)
はいうのであった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
武士の乱暴沙汰も
極
(
きわ
)
まれりというものである。こんなふうでは、上皇の御外出もめったにできぬと、院の西園寺大納言
公重
(
きんしげ
)
は、そのご幕府へきびしく注意を求めていた。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、その中にいた西園寺中納言
公重
(
きんしげ
)
や
公宗
(
きんむね
)
を知ると、帝は後ろの妃たちへ
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
竹林院ノ大納言
公重
(
きんしげ
)
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“公”で始まる語句
公
公卿
公達
公事
公家
公方
公園
公孫樹
公然
公儀