“八溝山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やみぞさん50.0%
やみぞやま25.0%
やつみぞさん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日午前六時大子だいご駅出発。これから八里の山道を登って、今夜は海抜三千三百三十三尺、八溝山やみぞさんの絶頂に露営する積りである。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
オイソレと逃げる訳にも参らず、とうとう牛に曳かれて八溝山やみぞやまの天険をえ、九尾の狐の化けた那須野なすのはらまで、テクテクお伴をする事に相成った。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
那須の国造くにつこが、八溝山やつみぞさん八狭やざま大蛇おろちを退治しなければならないために、それには、どうしても駒ヶ岳の天津速駒あまつはやごまに乗り、乗鞍ヶ岳から天安鞍あめのやすくらを、槍ヶ岳から天日矛あめのひほこ
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)