“やみぞさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
八溝山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日午前六時大子だいご駅出発。これから八里の山道を登って、今夜は海抜三千三百三十三尺、八溝山やみぞさんの絶頂に露営する積りである。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
頭は少々馬鹿ばかでも、うでっぷしさえ強ければ人の頭に立っていばっていられるような昔の時代であった。常陸ひたち八溝山やみぞさんという高い山のふもとの村に勘太郎かんたろうという男がいた。
鬼退治 (新字新仮名) / 下村千秋(著)