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やまた
ふりがな文庫
“
八俣
(
やまた
)” の例文
高志
(
こし
)
の
八俣
(
やまた
)
の
大蛇
(
おろち
)
の話も火山からふき出す
熔岩流
(
ようがんりゅう
)
の光景を連想させるものである。「年ごとに来て
喫
(
く
)
うなる」というのは、噴火の
間歇性
(
かんけつせい
)
を暗示する。
神話と地球物理学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
もとは八人の
娘
(
むすめ
)
がおりましたのでございますが、その娘たちを、
八俣
(
やまた
)
の
大蛇
(
おろち
)
と申します
怖
(
おそ
)
ろしい大じゃが、毎年出てきて、一人ずつ食べて行ってしまいまして
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
コシの
八俣
(
やまた
)
の大蛇が毎年來て
食
(
た
)
べてしまいます。今またそれの來る時期ですから泣いています
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
また「汝の哭く故は何ぞ」と問ひたまひしかば、答へ白さく「我が女はもとより八
稚女
(
をとめ
)
ありき。ここに
高志
(
こし
)
の
八俣
(
やまた
)
の
大蛇
(
をろち
)
三
、年ごとに來て
喫
(
く
)
ふ。今その來べき時なれば泣く」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
命は、それを聞いて、じっと待ちかまえていらっしゃいますと、まもなく、二人が言ったように、大きな大きな
八俣
(
やまた
)
の
大蛇
(
おろち
)
が、大きなまっかな目をぎらぎら光らして、のそのそと出て来ました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
▼ もっと見る
かれ告りたまへるまにまにして、かく
設
(
ま
)
け備へて待つ時に、その
八俣
(
やまた
)
の
大蛇
(
をろち
)
、
信
(
まこと
)
に言ひしがごと來つ。すなはち船ごとに
己
(
おの
)
が頭を乘り入れてその酒を飮みき。ここに飮み醉ひて留まり伏し寢たり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
八俣
(
やまた
)
の
大蛇
(
おろち
)
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
八俣
(
やまた
)
の
大蛇
(
おろち
)
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
俣
漢検準1級
部首:⼈
9画
“八俣”で始まる語句
八俣遠呂知対治