“八俣”の読み方と例文
読み方割合
やまた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高志こし八俣やまた大蛇おろちの話も火山からふき出す熔岩流ようがんりゅうの光景を連想させるものである。「年ごとに来てうなる」というのは、噴火の間歇性かんけつせいを暗示する。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
もとは八人のむすめがおりましたのでございますが、その娘たちを、八俣やまた大蛇おろちと申しますおそろしい大じゃが、毎年出てきて、一人ずつ食べて行ってしまいまして
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
コシの八俣やまたの大蛇が毎年來てべてしまいます。今またそれの來る時期ですから泣いています