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入質
ふりがな文庫
“入質”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いれ
66.7%
いれじち
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いれ
(逆引き)
古着屋のような構えで、入口の陳列窓にいつか
入質
(
いれ
)
て流した靴が陳列されていた。野崎はん、今日は何
入質
(
いれ
)
はるんどす?言われて考えてみたが、なかった。
青春の逆説
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
今日も通帳を借せといつてあの洋服を質屋に持つてらつしやいましたよ。洋服は澤山借しませんよ、木綿でも和服の方になさいといつたんですけれど和服ではもう
入質
(
いれ
)
る物が無いのですつて。
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
入質(いれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いれじち
(逆引き)
本を売り、着物を
入質
(
いれじち
)
し、女の物を売り、貸間へ落ちとうとうどん底へ来てしまつた。生まれながらの貧乏は、かういふ時に、
胆
(
きも
)
が坐つてゐる。
貧乏一期、二期、三期:わが落魄の記
(新字旧仮名)
/
直木三十五
(著)
入質(いれじち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“入質”の意味
《名詞》
借金のため物(質草)を質に入れて預けること。
(出典:Wiktionary)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“入”で始まる語句
入
入用
入口
入牢
入来
入水
入込
入交
入日
入相
検索の候補
質入
質入物
“入質”のふりがなが多い著者
直木三十五
高浜虚子
織田作之助