先革さきがわ)” の例文
職員室の窓からその光景を見ていた男先生は、古ぐつの先革さきがわだけをのこした上ばきをつっかけてとんできたが、わけをきくと
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
洗水盤みたらしの石を発止はっしと打つと、竹刀の中革なかがわ先革さきがわ物打ものうちのあたりがポッキと折れる。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)