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僻邑
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へきゆう
ふりがな文庫
“
僻邑
(
へきゆう
)” の例文
いかに刀剣に対して眼のない
溺愛
(
できあい
)
の大膳亮とはいえ、もし彼が、この北境
僻邑
(
へきゆう
)
にすら今その名を轟かせている江戸南町奉行の大岡越前が
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
世に変人奇物とて、ことさらに山村
僻邑
(
へきゆう
)
におり世の交際を避くる者あり。これを隠者と名づく。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
たとえば今、日本大政府の諸省に用うる十露盤も、寒村
僻邑
(
へきゆう
)
の小店に用うる十露盤も、乗除の声に異同なきは、上下の勘定法に関所なきものなり。帳合の法もかくありたきことと余輩の願う所なり。
小学教育の事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
僻
漢検準1級
部首:⼈
15画
邑
漢検準1級
部首:⾢
7画
“僻”で始まる語句
僻
僻地
僻目
僻見
僻陬
僻村
僻耳
僻事
僻遠
僻論