“傍廂”の読み方と例文
読み方割合
かたびさし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われは屏息へいそくしてこれをうかゞひ居て、我脈搏の亢進するを覺えたり。既にして三人は立ちあがりぬ。新婦は二兒をきてはしごを上り、しばらくありて靜かに傍廂かたびさしの戸を閉ぢ、獨り梯を下り來りぬ。