トップ
>
偽名
>
ぎめい
ふりがな文庫
“
偽名
(
ぎめい
)” の例文
旧字:
僞名
或る男がいて、女を
偽名
(
ぎめい
)
で呼びよせる。そこで宿のがらんとした日を利用して、鍵を手に入れ、女を誘ってその浴室にはいりこむ。
浴槽
(新字新仮名)
/
大坪砂男
(著)
そして、賊の姿を一目見るやいなや、これこそ、外務省の辻野氏と
偽名
(
ぎめい
)
した、あの人物にちがいないと証言しました。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「ええ、いってくれなくても結構よ。……要するに、あんたは、
偽名
(
ぎめい
)
して、あんなところに隠れているのね」
キャラコさん:03 蘆と木笛
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ウム、
方々
(
ほうぼう
)
の
落武者
(
おちむしゃ
)
や
浪人
(
ろうにん
)
で、
飯
(
めし
)
の
食
(
く
)
えない
侍
(
さむらい
)
などは、よく名のある者のすがたと
偽名
(
ぎめい
)
をつかって、
無智
(
むち
)
な
在所
(
ざいしょ
)
の者をたぶらかして歩く
手輩
(
てあい
)
がずいぶんある。おおかたそんな者たちだろう
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“偽名”の意味
《名詞》
偽名(ぎめい)
本名ではない名前。特に、相手を欺くために用いる名前。
(出典:Wiktionary)
“偽名”の解説
偽名(ぎめい)は、実際の名前を伏せて使われる、偽の名前のこと。
(出典:Wikipedia)
偽
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“偽名”で始まる語句
偽名代