倹素けんそ)” の例文
葬祭の儀は、漢の文帝のごとくせよ、と云える、天下の臣民は哭臨こくりん三日にして服をき、嫁娶かしゅを妨ぐるなかれ、と云える、何ぞ倹素けんそにして仁恕じんじょなる。文帝の如くせよとは、金玉きんぎょくを用いる勿れとなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
倹素けんそ
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)