“信厚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんこう50.0%
のぶあつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両青年は蘭軒の子信厚しんこう、棭斎の子懐之で、懐之は主人信厚を助けて客をもてなしたことであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
蘭軒が茶山とお茶の水で月を看た後九日にして、八月二十五日に蘭軒の嫡子榛軒しんけんが生れた。小字をさなゝ棠助たうすけである。後良安、一安、長安と改めた。名は信厚しんこうあざな朴甫ぼくほとなつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「三月十一日悴良安医学出精仕、御満足被思召候御意奉蒙候。同日次男盤安去年中文学出精之段達御聴御満足思召候段奉蒙御意候。」良安は榛軒信厚のぶあつ盤安はんあんは柏軒信重で、彼は十八歳
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)