トップ
>
保古
>
はうこ
ふりがな文庫
“
保古
(
はうこ
)” の例文
既に
屡
(
しば/\
)
云つた如くに、わたくしは棭斎の詳伝の
有無
(
いうむ
)
を知らない。しかし
見聞
(
けんもん
)
の限を以てすれば、其妻であつた狩谷
保古
(
はうこ
)
の第三女は生歿の年月が不詳であるらしい。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
わたくしは既に云つたやうに、棭斎は此より先に実家高橋氏を去つて
保古
(
はうこ
)
が湯島の店津軽屋に来てをり、此時家督相続をして保古の称三右衛門を
襲
(
つ
)
いだかとおもふ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
わたくしは此に拠つて棭斎の妻が狩谷
保古
(
はうこ
)
の第三女であつたことを知る。しかし其生歿を明にすることを得ない。天竜寺には棭斎の墓があつて、妻狩谷氏の墓は無い。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
保
常用漢字
小5
部首:⼈
9画
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“保”で始まる語句
保
保姆
保護
保存
保養
保元
保羅
保証
保吉
保護者