“佳賓”の読み方と例文
読み方割合
まろうど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は八の字を寄せて、馬の尻をすかしつつ眺めた。そうして、みだりに鞭をせ骨に加えて、旅客の御機嫌ごきげんを取るのは、女房を叱って佳賓まろうどをもてなすのたぐいだと思った。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)